# 今注目される、心理的安全性

- URL: https://www.highdef.jp/news/yq8wprdk/
- 分類: HIGHDEF NOTE
- 著者: 佐藤 宏（株式会社ハイデフ 代表取締役）
- 公開日: 2022.07.11
- 更新日: 2026.03.12
- 発行: 株式会社ハイデフ（新潟県上越市） https://www.highdef.jp/

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**「始めてしまったものを止めることが猛烈に下手くそな日本人」**という共感できるワードをTwitterで見かけました。先の太平洋戦争もそうですし、今の文脈ではまさに東京オリンピックの開催がそれにあたります。「損切」だとか、「サンクコスト」に対する考え方が決定権を握る層に対して未だに無いんですね。その先に地獄があろうが、周りを傷つけようが、走り出したモノを止める人は割を食う社会何だとも言えます。

そんな話がしたいわけじゃなく、今回は「心理的安全性」についてです。ご存知でしょうか、**心理的安全性（Psychological Safety）**とは、Googleが自社の生産性向上のために調査する過程で再発見した言葉で、**「普通なら嫌われたり、関係が破綻したりするようなリスクであっても、心理学安全性では、どのような発言や指摘をしても問題がない状態」**というものを指します。枕で書いた、「始めてしまったものを止めることが猛烈に下手くそな日本人」というは、この心理的安全性が社会や、その下層単位である企業、家庭において担保されていないとも読み取れますよね。

日本人が大好きな「空気を読め」、「忖度」なんて言葉も心理的安全性を作れない社会だからこそ生まれて、それを良しとされます。前に書きました「アサーティブな人間になる」と密接にからむ心理的安全性。では、心理的安全性を担保出来た時にどんなメリットが生まれるのでしょうか。

例えば、こんなことが挙げられます。

1. **風通しの良い職場**
2. **チームワークのアウトプットの最適化**
3. **スピードアップ**

### フラットな職場

「思っていることを口に出さない」「会議で発言しない」「影で愚痴る」「反対意見を極力出さない」など、これは日本の企業ではある種普通の状態です。残念ですが。特に上下の関係においてはまさに「空気を読め」と暗にいわれたり、それこそ立場を背景にパワハラなどが後を絶たないというのもこの「空気を読め」と「忖度」です。これは**大抵は立場役職が上のものの気持ちが良いか悪いかという結果でしかありません。**

**「それって、あなたの感想ですよね」**

つまり、**個人の気持ちに最適化したところで間違っても業績は上がりません**。むしろ、上司の顔色を見ることを大事にする組織がこの変化を求められる時代において勝てると言えますか？当然ですが、負けます。

**フラットな職場というのは、立場役職関係なく、気軽に話を出来る状態です**。わざわざ相手の気を逆撫でる様な言い方をする必要はないですが、意見を言うのは絶対的に正しいという、チームワーク主体の考え方。ここらへんは前の記事、「アサーティブな人間」というところにも繋がる事ですよね。

### チームワークのアウトプットの最適化

上下関係での心理的安全性の確保の重要性は上記のとおりですが、これは横の関係においても重要です。「年齢」「性別」「勤続年数」「経験」これを人間ですので無意識に加味して関係性をつくります。チームワークが求められるプロジェクトやイベントなどでも自由に発言できる、**相手を否定しないという事が共通認識としてあれば、当然問題に対して全員で向き合うことが可能になります**よね。「え、これってそもそもなんでするんでしたっけ？」みたいな場を凍りつかせそうな根本的な疑問など、普通言わないんですが、実は**同じ疑問を口にしないだけで、多くのメンバーが持ってたりします**よね？**これを言ってもいいという状態を作るのがチームリーダーであり、マネージャーの役割です。**

### 少しの勇気でスピードアップ

「未必の故意」みたいなたちの悪い問題を問題として取り上げて、解決できる組織、チームというのは強く、早い結果を生みます。相手の顔色ばかりを伺って、**言わなければいけない問題を表に出さずに、みすみす失敗するとか、誰かのせいにして自分の問題ではないと言うのか。こういう組織の方が多い**と思います。多数決で多いのが正しいわけではありません。**少しの勇気と肝要な精神を持てば、それだけでアウトプットの質と、スピードが格段に上がります。**
