# 宝くじは、年間17,000円で“待つ時間”を買う

- URL: https://www.highdef.jp/news/cgnxwhdx/
- 分類: HIGHDEF NOTE
- 著者: 佐藤 宏（株式会社ハイデフ 代表取締役）
- 公開日: 2026.02.23
- 更新日: 2026.03.12
- 発行: 株式会社ハイデフ（新潟県上越市） https://www.highdef.jp/

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# 宝くじって、損するよね、って話をわざわざする人がいます。まあ、そうなんだけど…。

例えば…ロト7を毎週2口、1年買うとします。\
31,200円。

**制度上の還元率はだいたい45％くらい**だから、平均で戻るのは14,000円ちょっと。差し引き、年間で約17,000円。

## 数字だけ見れば、きれいにマイナス。

でも、この17,000円、どこへ行くんだろうなと思うんです。消えているわけじゃない。ちゃんと、別の形になっている。宝くじを買った日の夜って、ちょっとだけ世界が柔らかくなりませんか。

もし当たったらさ、って、口に出せる。

**家どうする？\
仕事どうする？\
あいつに何て言おうか。**

たぶん当たらない。\
それもわかってる。

でも、発表までのあの数日間だけは、現実の上にもう一枚、薄い膜みたいなものが乗る。

![](https://images.microcms-assets.io/assets/8779779a1bf246e39228c779f654eea6/91ef030736744ecf962d3066045d38ab/cgnxwhdx_0.webp)

## 宝くじが売っているのは、当選金じゃない。

あの**“結果待ちの時間”**なんです、これが実は本質。

ロト7は6等以上なら、そこそこ当たる確率があるらしいです。でも正直、そこはあんまりワクワクしない。

本当に欲しいのは、もっと無茶な数字のほう。1億とか、7億とか。確率が低いほど、妄想は自由になる。リアルに当たりそうな金額だと、逆に現実的な悩みが出てきてしまう。\
税金どうする、とか。

## 人はたぶん、確率を買っているんじゃなくて、スケールを借りている。

年間17,000円。月にすると1,400円くらい。

映画に1本行くのと同じくらいで、一年間、何度も億万長者になれる。そう思うと、まあ、悪くないか、とも思うw もちろん、増やすためのお金ではない。

でも、人生って全部が合理的じゃなくてもいい。\
番号を照らし合わせる、あの数秒の沈黙。\
外れたときの、ああ、という小さな笑い。

## 当たらなかったのに、どこかで少しだけ楽しかった感じ。

宝くじは、年間平均で約17,000円を払って、夢想と期待と結果待ちの体験を買う娯楽なんだと思う。ちゃんと数字を知ったうえで買うなら、それはそれで、きれいな消費です。

たぶん…。
