# 上越の高校生はどこへ行く？ 若者流出と地域経済の未来シナリオ

- URL: https://www.highdef.jp/news/a4tdoimcb/
- 分類: HIGHDEF NOTE
- 著者: 佐藤 宏（株式会社ハイデフ 代表取締役）
- 公開日: 2025.08.26
- 更新日: 2026.03.12
- 発行: 株式会社ハイデフ（新潟県上越市） https://www.highdef.jp/

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少子化の進行により、いまや「高卒人材」も全国的に獲得競争に入っています。\
かつては「大学進学組を送り出し、地元に残るのは就職組」という単純な構図でしたが、今は違います。

高卒採用を積極的に狙う大企業や地元優良企業が増え、採用市場の中で「高校生」をどう位置づけるかが企業戦略の一部になっているのです。

一方で、首都圏や他地域に進学・就職した若者が、経験を積み、新しい価値観やスキルを持ち帰って地方に戻ってくる。そんなシナリオも見逃せません。外の世界で培ったノウハウが「地元に戻る」という行為を単なるUターンではなく、**中小企業にとっては変革のトリガーにする可能性がある**からです。

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## 1. 上越の高校生の進路パターン

- **大学進学組（約5割）**\
  → 多くは新潟市、長岡市、首都圏の大学へ。特に東京圏への流出が顕著。
- **専門学校・短大（約2割）**\
  → 看護・介護・美容・情報系が中心。新潟市や長岡市に集中。
- **地元就職（約2割弱）**\
  → 製造業・建設業・小売・サービスに就職。
- **県外就職（約1割）**\
  → 主に関東圏・北陸圏。

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## 事実上「大学進学＝県外流出」となっており、ここが最大の転換点。

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## 2. 若年流出の構造的な問題

1. **戻ってこない問題**\
   大学進学で首都圏に行った若者は、そのまま就職し、戻らないケースが多数。
2. **産業構造のミスマッチ**\
   上越の産業（製造・建設・介護など）と、若者が学ぶ専攻（情報・デザイン・国際系）に大きなギャップ。
3. **キャリアイメージ不足**\
   「上越に残るとキャリアが限定される」という思い込みが、流出を加速させている。

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## 3. しかし「戻る若者」もいる

ここで重要なのは、すべてが一方通行ではないという点です。\
首都圏で学び、外資やスタートアップで経験を積んだ人材が、地元に戻って起業したり、老舗企業に入り込み変革を進める事例は少しずつ増えています。

これは**「上越に帰ってくること」が単なるノスタルジーではなく、キャリアの一手として機能する可能性を示しています**。

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## 4. ビジネスにとってのチャンス

1. **高卒採用市場の本格活用**

   大卒一辺倒の採用観を見直し、**高校生向けの育成型採用**を戦略に組み込む。

   OJT＋資格支援＋キャリア相談をセットにして“選ばれる企業”へ。

2. **UIターンの仕掛け**

   学生時代から地元企業と接点を作る（インターン、副業、長期PJ）。

   「帰る」ではなく「複数拠点で働く」を前提にした仕組みを提示。

3. **外で育った人材の受け皿づくり**

   戻ってきた人が力を発揮できるポジション・役割を設計。

   “外で学んだことを地元に還元する仕組み”がなければ、戻ってきても根付かない。

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## まとめ：若者とどう関係を結び直すか

**「上越の高校生はどこへ行くのか？」は単なる進学・就職の話ではありません。\
それは地域経済の10年後を決める問いそのものです。**

人口動態をただ嘆くのではなく、

- **高卒採用を戦略に組み込む**
- **外に出た若者と関係を切らさない**
- **戻ったときに活躍できる受け皿をつくる**

この3点に本気で取り組む企業が、未来の上越を形づくるプレイヤーになるはずです。

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### [**新潟県上越市の人口構成と今後10年の人口動態について**](https://www.highdef.jp/news/_y5KIx27)
