はじめにみなさんは、人にお金を払うことについてどう思いますか?日常生活で「人にお金を払うこと」について深く考える方は少ないと思いますが、皆様はどんなことにお金を払えるのか、今一度考えてみませんか?特にデジタル化が進む中で、その価値が見直されているように感じます。銀行手数料の改定とその背景先日、三井住友銀行が銀行振り込みなどの手数料を改定するという発表がありました。オンラインで手続きを行うと手数料が下がる一方で、窓口で手続きをすると高くなるという内容です。窓口対応には人件費がかかるため、その分を手数料として頂戴するのは当然のことです。このように明示することで、「みなさん、オンラインでやってくださいね」というメッセージを伝えています。窓口サービスの今後例えば、JRのみどりの窓口では、窓口で買ったからといってチケットの料金が高くなることはありません。人が対応することで、親切丁寧なサービスが提供され、質問にも答えてくれます。鉄道サービスは広くあまねく、できるだけ廉価に提供することが使命です。しかし、窓口サービスが令和の時代に含まれるべきかは議論が必要です。窓口で人が動いているからこそ付加価値が発生し、それを手数料として支払う価値があると考える人だけが利用するべきです。私自身は全てスマホで自分で手配します。電車の時間を指定し、自分で空席を確認して、チケットを取るのは、別にすごいことでもありません。その時間と労力を他人に任せるからこそ、窓口サービスは高くなっても仕方ないのです。将来的にはみどりの窓口でも手数料を取るようになるか、グランクラスやグリーン車のみの申し込みができるようになるかもしれません。これは、飛行機のプレミアムクラスのようなイメージです。実際、東京駅にはグランクラス専用のラウンジがあります。このように、私たちの選択によってサービスの形態や費用が変わっていくのです。AIと人の役割の変化さて、実はここからが本題です。AIが人の仕事を奪うといわれていますが、それ以上に人口が減る≒働き手が減るということです。つまり企業はどこに人を使い、どこをAIや機械で対応するかを判断しなければなりません。AIは広く普通のサービスを提供し、人が提供するサービスはプレミアムサービスとして手数料がかかるようになるでしょう。証券業界の事例証券業界では、インターネットで全て自分でできる人には手数料無料、一方で窓口での手続きには手数料がかかるという仕組みが既にあります。投資は自分で判断するのが難しいため、手数料を払ってでもプロのコンサルタントの助けを借りたいというニーズがあります。実際に、大手証券会社の窓口で買う場合は2,000円、ネットなら無料です。日常生活での自動化と人のサービス今後、飲食店などでも自動化が進み、自分で注文し、支払いを行うところが増えるでしょう。一方で、人が対応するサービスは高価になるでしょう。このような選択肢が増える中で、自分にとって何が重要かを考え、どのサービスにお金を払うかを判断する必要があります。まとめこれからは、少子化や人口減少などの影響もあり、安く生活・仕事するならば機械との対話が増えるかもしれません。自分が高い付加価値を提供して多く稼ぎ、付加価値の高いサービスを受けるのか、それともその逆になるのかは個人の選択です。おわりに少し私たちの話にはなりますが、広告や宣伝、ホームページの制作、写真撮影、映像制作など、現代は自社の社員でもできることは多いです。しかし、長年の経験とノウハウを持つプロに頼むことで、たった数万円で高品質な成果が得られることもあります。特に企業の広告広報担当の方にとって、LINE公式アカウントやInstagramの運用は自分でもできるかもしれませんが、本当に効果的な運用はプロに任せるのがベストです。さて、皆さんはどのようなものにお金を払い方を選択しますか?