# 実績: 勤怠・給与・社内の連絡を1つにまとめる社員マイページ「MINE」を自社開発。正しさはfreeeとの1円単位の突き合わせで確かめる

- URL: https://www.highdef.jp/case/k58aybjek6/
- 業種: 自社開発
- 支援領域: AI実装
- 実施: 株式会社ハイデフ（新潟県上越市） https://www.highdef.jp/

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ハイデフでは、**社員が毎日使う社内システム「MINE」を自社で開発**し、2026年8月から運用しています。打刻と勤怠管理、有給休暇や出張などの申請、給与の計算と明細、予定とチャットまでをひとつにまとめ、給与や出張日当は仕訳の形で freee会計へ連携しています。この記事では、少人数の会社が既製品の組み合わせから自社のシステムへ移った実例として、何を作り、何をあえて作らず、それによって社員・経理・経営のそれぞれに何が起きたのかをご紹介します。

## 課題

MINE を作る前、ハイデフの勤怠管理には打刻の仕組みがありませんでした。使っていた freee人事労務のプランには打刻機能がなく、パートタイムの社員の勤務時間は、月末にまとめて手で入力していたのです。手入力には、どうしても打ち間違いや記憶違いが入り込みます。勤務時間が1時間ずれれば、そのまま給与が1時間分ずれることになります。管理する人数が増えれば、この危うさも大きくなることが分かっていました。

選択肢は、上位のスタンダードプラン（月4,000円・税別）に切り替えて打刻機能を使うか、勤怠管理を自分たちで作るかの2つです。費用は年にしても5万円に満たず、どちらを選んでもお金の差はほとんどありません。そこで判断の軸はお金ではなく、次の3つに置きました。

- **押す手間：スマートフォンを開いて、すぐに打刻できること**
- **手入力をなくすこと：月末の集計作業そのものをやめること**
- **本人に見えること：自分の勤務時間と給与の見込みを、本人がいつでも確認できること**

加えて、予定とチャットは LINE WORKS、出張日当の申請は別の書式というように、社内の情報が道具ごとにばらばらになっていました。「あの件、どこで話したっけ」と探し回る時間が生まれ、会社の記録としてまとめて振り返ることもできない状態でした。

## 施策

そこで社員マイページ「MINE」を開発し、**社員が使う入口をひとつにしました。**要件を書き始めたのが2026年7月23日、打刻の運用を始めたのが8月19日です。その後、**給与、出張日当、予定とチャットと、段階を踏んで機能を足していきました。**

**勤怠管理については、それまで使っていた freee人事労務のプランよりも広い範囲を MINE が受け持っています。打刻から集計、休暇や出張の申請、給与の計算と明細までが MINE の中で完結するので、社員は「打刻はこのアプリ、休みの申請はあの書式、給与明細はまた別」と使い分ける必要がありません。スマートフォンひとつで、すべての手続きが済みます。**

![MINEのスマートフォン画面2枚。左は出勤中のホームで、下に休憩と退勤のボタンがある。右はその期の勤怠で、労働時間と勤務日数、日ごとの記録が並ぶ](https://images.microcms-assets.io/assets/8779779a1bf246e39228c779f654eea6/942453fbb8a1415a859822c195b47946/mine-punch-attendance.png)

左は出勤中のホーム、右はその期の勤怠。押すボタンはホームの下の2つだけ（画面は説明用の試験データ）

### MINEが受け持つ範囲

| 区分        | できること                                                 |
| --------- | ----------------------------------------------------- |
| **勤怠**    | 出勤・休憩・退勤の打刻、15分以内の取り消し、時刻の修正の申請、月ごとの締め                |
| **申請**    | 有給休暇・振替休日・代休・出張の申請と承認、有給休暇の残日数（振替休日と代休は2026年11月16日から） |
| **給与**    | 時給・月給・役員報酬の計算、社会保険料と源泉所得税の計算、給与明細                     |
| **帳簿**    | 出勤簿、年次有給休暇管理簿、労働者名簿などの法定帳簿                            |
| **会計**    | 給与・社会保険料の納付・出張日当を、仕訳の形で freee会計へ連携                    |
| **社内の連絡** | 予定、チャット、タスク、通知                                        |

### 打刻の手軽さを、何よりも優先しました

打刻は月に何十回も行う操作です。ここで手順がひとつ増えるだけで、「面倒だから後でまとめて入れよう」となり、運用はすぐに手入力へ逆戻りしてしまいます。そうなれば、正確な記録を残すというシステムの目的そのものが崩れます。そのため、ログインは最初の1回だけにし、暗証番号も位置情報も求めない作りにしました。社員にとっては、アプリを開いてボタンを押すだけ、数秒で終わる操作です。

代わりに手放したのは、不正打刻の防止です。少人数で、すべての操作に記録が残り、毎月の締めで人が目を通す会社であれば、この割り切りは十分に成り立つと判断しました。何でも厳しく守ろうとすると、毎日使う人の負担が増えます。どこまで守り、どこを手放すかを会社の実情に合わせて決めることが、使われ続けるシステムの条件だと考えています。

また、「記録しました」と表示するのは、記録が確実に保存されてからにしています。電波の悪い場所でボタンを押しても、保存できていなければ完了とは表示しません。社員が「押したはずなのに記録が残っていない、その日の給与はどうなるのか」と不安になる事態を、仕組みの側で防ぐためです。

### 規程の条文を、そのまま計算に落とし込みました

給与の計算は、賃金規程と就業規則の条文ごとに組み立てています。日割り、欠勤控除、割増賃金、通勤手当の非課税限度額、社会保険の加入や年齢の区切りといった具合です。つまり MINE が出す給与は、会社が定めたルールどおりに計算された金額であり、「誰が計算するかで結果が変わる」ことがありません。社員にとっては、自分の給与がなぜこの金額なのかを、規程に照らして説明できる状態になります。

開発の途中では、規程の書き方があいまいで、計算がひとつに定まらない箇所もいくつか見つかりました。そうした場合も、計算の都合に合わせて解釈をひねり出すのではなく、規程の条文そのものを見直しています。システムを作る過程で、会社のルールの曖昧さまで正せたことになります。

たとえば割増賃金の単価は、途中で端数を丸めず、最後に一度だけ切り上げる方式にしました。途中で四捨五入する作り方だと、雇用契約書に書いた単価より1円少なくなり、残業のたびに1円の未払いが生じることが、突き合わせの過程で分かったためです。1円は小さな金額に見えますが、未払いは未払いです。積み重なれば社員との信頼を損ない、法令上の問題にもなります。

### 作るAIと、確かめるAIを分けています

コードの大半はAIに書かせています。ただし、書いたAI自身に「確認して」と頼んでも、同じ見落としを繰り返すだけです。人間でいえば、自分の書いた文章の誤字に自分では気づきにくいのと同じです。そこで、全く別のAIに「壊れる場面を探してほしい」と指示し、意図的に反証させるように設計しました。

事実として、給与の計算では、この方法で6件の不具合が見つかっています。中には、差し引き後の給与がマイナスになっているのに「計算完了」として扱ってしまう、というものもありました。そのまま本番で使っていれば、社員の手元に誤った給与明細が届いていたことになります。いずれも、実際の給与計算に使う前に修正しています。

### 勤怠データは、仕訳にしてから会計へ送ります

会計ソフトは freee会計のまま変えていません。MINE は、締めた勤怠から計算した給与を、勘定科目・税区分・品目まで決まった仕訳にしたうえで freee会計へ連携します。給与の取引だけでなく、本人負担分と会社負担分を合わせた社会保険料の納付、通勤手当、出張日当や現金精算の取引も同じ形で入ります。

これを経理の側から見ると、勤怠表や申請書を見ながら金額を会計ソフトに打ち直す作業がなくなる、ということです。転記がなければ、転記ミスも起きません。給与の数字が会計に正しく入っていれば、毎月の利益や人件費も正しく把握でき、経営の判断に使う数字の信頼性が上がります。

同じ取引を二重に送らない仕組みも入れてあります。連携した取引には MINE 側の管理番号が付き、同じものをもう一度送ろうとすると自動的に止まります。うっかり2回送ってしまい、人件費が二重に計上されて利益が実際より少なく見える、といった事故は起きません。なお、年末調整と役所への届け出は、これまでどおり専門家にお願いしています。

![MINEの予定画面（スマートフォン）。その日の予定がメンバーごとに一覧になっている](https://images.microcms-assets.io/assets/8779779a1bf246e39228c779f654eea6/f2856f5618374563ae47e8e599fc2e5c/mine-schedule.png)

予定もMINEの中にある。AIは毎朝ここから今日の予定を読む（画面は説明用の試験データ）

## 成果

MINE によって何が変わったのかを、立場ごとに整理します。

| 立場     | 変わったこと                                                                                      |
| ------ | ------------------------------------------------------------------------------------------- |
| **社員** | 打刻も申請も給与明細も、スマートフォンひとつで済むようになりました。自分の勤務時間と給与の見込みをいつでも確認できるので、「今月はいくらになるのか」を給料日まで待たずに把握できます。 |
| **経理** | 月末の勤怠の手入力と、給与・社会保険料・出張日当の仕訳の打ち直しがなくなりました。作業時間が減るだけでなく、転記ミスそのものが起きなくなりました。                   |
| **経営** | 給与と経費が正しい形で会計に入るため、人件費や利益の数字を信頼して判断に使えます。予定とチャットも自社のシステムに残るので、AIに読ませて振り返ることもできます。           |

正しさについても、数字で確かめています。MINE で計算した給与を freee会計にある過去の給与の取引と突き合わせ、差し引き後の支給額と社会保険料の納付額が1円単位まで一致することを確認しました。また、**計算の正しさを確かめる試験を1,248件用意し、機能を直したり足したりするたびに全件を実行しています（2026年11月4日時点で全件合格）。**新しい機能を加えたせいで、これまで正しかった給与計算がいつの間にか狂っていた、ということが起きないようにするためです。**予定とチャットは2026年9月に MINE へ移し、LINE WORKS の利用は10月末で終了しました。**

一方で、つまずきもありました。運用を始めてから最初の2週間、退勤の打刻漏れを知らせる警告が、翌朝に出勤を打刻した時点で画面から消えてしまう仕様になっていたのです。警告が本人の目に触れないまま退勤の記録は抜け続け、5日分がたまった段階でようやく発覚しました。退勤の記録がなければ、その日の勤務時間が確定せず、給与も正しく計算できません。

現在は、締める前の期にある打刻漏れをすべて画面に残し、3日以上放置されたものは毎朝の点検で管理者に通知する設定です。月末の締めの段階で慌てて記憶をたどる必要はなくなりました。AIを使ったコーディングでは、試験をすべて通って完成したつもりでいても、実際の運用に乗せるまで見えない穴が、このように案外残ります。**バイブコーディングで素人でもアプリが作れるというのは、正直に言って今のところは幻想でしかありません。セキュリティの穴やバグ、矛盾を抱えたまま「見た目だけはできた」アプリやサービスが、今後は乱立していくと思います。**ハイデフでは、AIで開発スピードを圧倒的に上げつつも、製品としての品質にこだわった開発を続けています。

## 私たちの設計思想

ここまで、しつこいほどに検証や見直しを重ねてきた理由はひとつです。給与や勤怠のシステムは、間違えたときの影響が、使う人の生活とお金に直接及ぶからです。給与が1円でも違えば、社員は会社を疑います。打刻が消えれば、働いた時間が報われません。だからこそ、見た目が整うことより、毎月正しく動き続けることを優先しています。

設計の原則を決めるときは、必ず「何を捨てるか」まで書くようにしています。打刻の手軽さを優先するなら、不正打刻の防止は捨てる。誤った警告で社員を煩わせるくらいなら、出勤も退勤も両方打刻し忘れた日は、あえて検知しないと決める。**何もかもを守ろうとするシステムは、結局使う人の負担になり、使われなくなるからです。**

そして、自分たちが作ったものを過信せず、正しさを数字で確かめる。これは、お客様の会社のシステムを作るときも変わりません。**ハイデフに開発をご依頼いただくということは、AIによる開発の速さと、毎月の業務に安心して任せられる品質の両方を手に入れていただくことだと考えています。**
